金幣社八王子神社

八王子神社の創建は天暦3年(949)です。天照大神の8人の王子(王子5人、王女3人)の分霊をこの地に祭ったのが始まりとされています。以来、周辺地域の中心的な神社として信仰を広げ、最盛期には明智・串原・高波・浅谷など2千石の社領を擁していたようです。

 

現在の社殿は延宝4年(1676)、4代領主遠山伊次が造営したもので、本殿、幣殿、拝殿が一体的に構成されている権現造であり、江戸時代初期の社殿建築の遺構として貴重なことから昭和50年(1975)に岐阜県指定文化財に指定されました。

 

境内には明智光秀が建立したと伝えられる柿本人麻呂神社と光秀が手植えしたとされるカエデや、縁結び、子宝、夫婦円満の御利益があるとされる幹の繋がった大杉があります。

 

例大祭(献幣祭)は毎年10月上旬に行われ、明智町では秋祭りとして子供から大人まで、町内3地区約300人が境内にて手踊りと明智太鼓を奉納しています。

 

 

IMG_0536

IMG_0537

IMG_0540

IMG_0541

IMG_0545

IMG_0544

IMG_0546

IMG_0547

IMG_0542

IMG_0538