おかいこ

おかいことは「かいこ」であり、カイコガの幼虫ののことです。この幼虫の繭から絹糸がとれます。

明智町は、明治から昭和初期にかけて、養蚕・製糸産業で栄えました。

明知町(現明智町)沿革史には「古来京都にて絵絹(日本画を描くのに用いる平織りで薄地の絹織物)または繻子(布面がなめらかでつやがあり、タテ糸またはヨコ糸を浮かせた織物)のタテ糸には明知町産のものを用いたるものにして即ち明知糸の名あり」と記述が残っており、良質な生糸をこの地で生産していたことがうかがえます。

現在は、養蚕業を営む農家はありませんが、大正村資料館などで、当時の養蚕・製糸産業について学ぶことが出来ます。

大正村資料館はかつて銀行の繭蔵でした。

 

 

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資料展示[大正村資料館]

岐阜県恵那市明智町1860-7
*中央自動車道「瑞浪IC」又は「恵那IC」から車で約30分
*明知鉄道 明智駅より徒歩12分