大正村施設紹介~旧三宅家
皆さんこんにちは。
ゴールデンウィークも終わり、連休の賑やかさも次第に無くなりつつありますが、連休中は大変賑やかな明智町でした。
連休中、農家では田植え作業が行われ、秋の収穫に向け皆さん頑張られておられました。
さて、今回の大正村施設紹介は、以前おススメのフォトスポットでも紹介されていました、「旧三宅家」です。
旧三宅家は、恵那市指定文化財であり、もともとは明智町馬木地区にあったもので、平成3年に明智町が寄贈を受け、翌年現在地に移築復元したものです。
三宅家は馬木村の有力な農家で、江戸時代の初めには旗本明知遠山家に仕えていましたが、寛文4年(1664)に帰農し馬木村に居を定めました。
住居は元禄元年(1688)に普請されたもので、近世中期の民家の特徴である鳥居建ての形式が残されています。内部は養蚕のために板の間が拡張され、三間取り(広間型)から四間取り(田の字型)に改造されています。梁や柱にちょうなの跡があり、梁木はヒノキが使用され、遠山家の許文が記されたものもあります。
来月には、近くにある大正浪漫館前のバラ園のバラが見ごろとなります。こちらに訪れる間にご覧頂けますので、是非、ご来訪下さい。
☆利用可能時間:午前9時~午後5時まで(入場は午後4時30分まで)冬季は変更有。
☆休館日:大正村各施設の休館日と同じ
☆入場料金:無料
☆お問合せ:日本大正村 0573-54-2741