10月11月の大正村情報
皆さんこんにちは。
朝晩と肌寒いくらいの気温になり、秋の深まりを感じます。
10月に開催される八王子神社例大祭に向け、太鼓の稽古で
夜の大正村は賑やかです。
今年も11月にWRC(世界ラリー選手権大会)に合わせて
大正村かえで祭りを開催予定です。
その他、イベントも盛り沢山です。
お楽しみください!
●フォトコンテスト作品募集!!
日本大正村は、来年2024年立村40周年を迎えます。
それに先立ち「日本大正村立村40周年記念事業」「恵那市制20周年事業」の一環として、フォトコンテストを開催します。
審査委員は関口照生さん。コマーシャルや雑誌・写真展の撮影を中心に、写真家として活動。日本大正村村長竹下景子さんのご主人です。
作品のテーマは「あけちの町並み・村並み・山並みを撮ろう!」
入賞は9作品
●岐阜県知事賞 ●恵那市長賞
●日本大正村村長賞 ●日本大正村理事長賞
●恵那市観光協会明智支部長賞 ●審査委員長賞 ●佳作
※表彰式は令和6年8月25日予定の日本大正村立村40周年記念式典内で行います。
詳しくは下記チラシをご覧ください。
沢山のご応募お待ちしております。
●大正村所蔵品展「山本芳翠と弟子北蓮蔵作品展」開催(R5年10月24日~12月24日)
山本芳翠は岐阜県恵那市明智町野志の出身で、郷土の偉人として大正村は永年顕彰しています。
平成26年、岐阜県美術館が所蔵する代表作「裸婦」が国の重要文化財に指定されたことは、郷土の誇りであり、大変喜ばしいことです。
山本芳翠は単に作品の価値にとどまらず、日本での西洋画認知に果たした役割に注目が向けられています。
日本のすべてが西洋化する中、芳翠は本格的西洋画を学ぶため、フランスに渡りました。
フランス留学から帰った芳翠を待ち受けていたのは、西洋画排斥の強烈な動きでした。それに屈することなく、芳翠は画塾を開き、画家の結集を図って日本洋画の基礎を築いたといわれています。
山本芳翠の作品は、岐阜県恵那市で収蔵しており、その管理は公益財団法人日本大正村で行っています。
岐阜県美術館では、来年9月下旬から12月にかけて開催される国民文化祭の一環として「山本芳翠が生きた時代(仮)」と題した特別企画展が開催されます。
今回は、その特別企画展に貸し出す恵那市所蔵の作品の複製画を展示することになりました。
今回の展示会の見どころは、約1年かけて描いた「十二支の図」です。朝の連続テレビ小説「らんまん」に登場した三菱の岩崎弥之助が芳翠に明治24年に依頼したものです。
完成した十二支の作品は素晴らしいものです。初期に描かれた「卯」・辰」の2作品はいずれも関東大震災で消滅してしまい現存していません。
現在、「卯」・「辰」を除く10点が、三菱重工業長崎造船所に所蔵されています。
今回の展示は、限られた点数の複製画ですが、それらの所蔵作品のを通して、山本芳翠の偉業を広く伝えていきたいと考えます。
令和4年には、山本芳翠画伯のまんが本をB&G財団からの助成を受けて恵那市が作成し、販売も行っています。
又、山本芳翠の紙芝居も完成して小中学生や恵那市民を通して幅広く活用しています。
今回の展示作品展は、山本芳翠直系の弟子である北蓮蔵作品も同時に紹介します。